2026.09.25 公開 2026.10.24 更新

Macのショートカットキー|実務でよく使う厳選版

Macのショートカットキー|実務でよく使う厳選版

この記事で学べること

  • Macの基本操作を、ショートカットキーで素早く行える
  • テキスト編集やブラウザのタブ操作を、キーボードだけで行える
  • スクリーンショット(スクショ)を、目的に合わせて撮り分けられる

Macの操作をマウスだけで行うと、メニューを探してクリックする手間が何度も発生します。ショートカットキーを覚えると、同じ作業を数秒で終えられるようになります。この記事では、実務でよく使うショートカットキーをご紹介します。

ハコマル

ハコマル

一度に全部覚えなくても大丈夫だよ!よく使う操作から1つずつ試してみてね

Macのショートカットキーの全体像

やりたいことが決まっている場合は、次の表からショートカットキーを確認できます。キーの記号の読み方は「ショートカットキーの記号と押し方」で確認できます。

やりたいこと 使うキー 解説
コピーや保存をする ⌘ + C / ⌘ + S 基本の編集
ウインドウを操作する ⌘ + Tab / ⌘ + Q アプリとウインドウ
アプリやファイルを探す ⌘ + Space 探す・プレビュー
スクショを撮る ⇧ + ⌘ + 3 / 4 / 5 スクリーンショット
テキストを素早く編集する ⇧ + ⌘ + → テキスト編集
ブラウザのタブを操作する ⌃ + Tab / ⌘ + T ブラウザのタブ
画面をロックする ⌃ + ⌘ + Q 画面のロック

ショートカットキーの記号と押し方

Macのメニューでは、ショートカットに使うキーが記号で表示されます。

記号 キーの名前
⌘ Command
⌥ Option
⌃ Control
⇧ Shift
🌐 Fn(地球儀キー)

押し方の基本

修飾キー※1を押したまま、最後のキーを押します。例えば⌘ + Cなら、⌘を押したままCを押し、両方のキーを離します。

※1:修飾キー…単体では働かず、ほかのキーと組み合わせて使うキー。⌘・⌥・⌃・⇧などが該当します。

アプリによっては、そのアプリだけで使える独自のショートカットもあります。押すキーがわからないときは、画面上部のメニューバーを確認しましょう。

「ファイル」「編集」などのメニューを開くと、各操作の右側にショートカットキーが記号で表示されています。例えば「編集」メニューの「コピー」の右側には、「⌘C」と表示されます。

Chromeの「編集」メニューを開き、「コピー」の右側に⌘Cと表示されている画面
  1. メニューバーの「編集」を開く
  2. 「コピー」の右側に⌘Cと表示される

Mac全体で使えるショートカットの一覧はApple公式(Macのキーボードショートカット)で確認できます。

ハコマル

ハコマル

記号が読めるようになると、メニューを見るだけで新しいショートカットも覚えられるよ!

コピーや保存など基本の編集をする

ほぼすべてのアプリで共通して使える操作です。まずはこのセクションのキーから覚えると、効果をすぐに実感できます。

キー 操作
⌘ + C コピー
⌘ + X カット(切り取り)
⌘ + V ペースト(貼り付け)
⌘ + Z 取り消し
⇧ + ⌘ + Z やり直し
⌘ + A すべて選択
⌘ + F 検索
⌘ + S 保存

例えば文章の一部を別の場所に移したいときは、⌘ + Xで切り取り、⌘ + Vで貼り付けます。操作を間違えても、⌘ + Zですぐに元に戻せます。

ハコマル

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⌘ + Zは失敗してもすぐ戻せる安心キーだよ!気軽に試してみてね

出典:Apple サポート「Macのキーボードショートカット」のコピー・取り消し・保存(ページ一覧)

アプリとウインドウを操作する

複数のアプリを行き来する作業では、切り替えと終了の操作をよく使います。

アプリを切り替える

⌘ + Tabを押すと、直前に使っていたアプリに切り替わります。ブラウザとメモアプリを行き来するときなどに便利です。

ほかのアプリを選びたいときは、⌘を押したままTabを繰り返し押します。開いているアプリの一覧が表示されるので、選びたいアプリで⌘を離すと切り替わります。

ウインドウを閉じる・アプリを終了する

キー 操作 向いている場面
⌘ + W 前面のウインドウ(ブラウザではタブ)を閉じる 画面だけ片付けて、アプリはあとでまた使うとき
⌘ + Q アプリを終了する そのアプリをしばらく使わないとき
⌥ + ⌘ + Esc 強制終了するアプリを選ぶ画面を開く アプリが反応せず、⌘ + Qで終了できないとき

⌘ + Wはウインドウを閉じるだけで、アプリは起動したままです。アプリそのものを終わらせたいときは、⌘ + Qを使います。

ハコマル

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⌘ + Wと⌘ + Qの違いは、初心者がいちばん迷いやすいポイントだよ!

ウインドウや設定を開く・隠す

キー 操作
⌘ + N 新規ウインドウを開く
⌘ + H 前面のアプリを隠す
⌘ + ,(カンマ) アプリの設定を開く

⌘ + Hは、アプリのウインドウをまとめて画面から隠す操作です。隠したアプリは、⌘ + Tabで選ぶとすぐに元の表示に戻せます。

出典:Apple サポート「Macのキーボードショートカット」のアプリの切り替え・終了(ページ一覧)

アプリやファイルを探す・プレビューする

Spotlightでアプリやファイルを探す

⌘ + Spaceを押すと、Spotlight※2の検索欄が開きます。アプリ名だけでなく、ファイルなども検索できます。

例えば「メモ」と入力してReturnキーを押すと、メモアプリが起動します。Dockやフォルダからアプリを探す手間が省けます。

ハコマル

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アプリを起動するときは、Dockより⌘ + Spaceのほうが早いことも多いよ!

※2:Spotlight…Mac全体からアプリやファイルを探せる、Mac標準の検索機能。

フルスクリーンとプレビューを使う

キー 操作
⌃ + ⌘ + F フルスクリーンの切り替え(アプリが対応している場合)
Space Finderで選択したファイルをクイックルックでプレビュー

クイックルック※3を使うと、画像やPDFをアプリで開かずに中身を確認できます。ファイル名だけでは中身がわからないときに便利です。もう一度Spaceを押すと、プレビューが閉じます。

※3:クイックルック…ファイルを開かずに、中身をすばやくプレビューできる機能。

出典:Apple サポート「Macのキーボードショートカット」のSpotlight・フルスクリーン・クイックルック(ページ一覧)

スクリーンショットを撮る

範囲に合わせて3つの撮り方を使い分ける

キー 撮れる範囲 向いている場面
⇧ + ⌘ + 3 画面全体 画面の状態をそのまま残したいとき
⇧ + ⌘ + 4 選択した範囲 エラー表示など、一部だけを切り取りたいとき
⇧ + ⌘ + 5 メニューから選ぶ(画面収録も可) 画面を動画で記録したいときや、設定を変えたいとき

⇧ + ⌘ + 4を押すと、ポインタが十字の形に変わります。撮りたい範囲をドラッグして選ぶと、その範囲が撮影されます。撮るのをやめたいときは、Escキーを押します。

⇧ + ⌘ + 5は、macOS Mojave以降で使えます。撮影した画像は、初期設定ではデスクトップにファイルとして保存されます。

保存せずにコピーしてAIに送る

ChatGPTなどのAIに画面を見せたいとき、毎回ファイルとして保存すると、デスクトップに画像がたまっていきます。そんなときは、スクショを保存せずにコピーする方法が便利です。

⌃を足して撮る

いつものスクショのキーに⌃を加えると、画像がファイルとして保存されず、コピーされた状態になります。

キー 操作
⌃ + ⇧ + ⌘ + 3 画面全体をコピー
⌃ + ⇧ + ⌘ + 4 選択した範囲をコピー

コピーしたあとは、AIのチャット入力欄で⌘ + Vを押すだけで画像を貼り付けられます。ファイルを探して添付する手間がなくなります。

保存先をクリップボードにする

毎回⌃を足すのが面倒な場合は、スクショの保存先そのものをクリップボード※4に変更できます。

  1. ⇧ + ⌘ + 5を押す
  2. 画面下のメニューから「オプション」をクリックする
  3. 保存先で「クリップボード」を選ぶ

この設定にすると、以降のスクショはファイルとして保存されず、コピーされるようになります。

※4:クリップボード…コピーした内容を、貼り付けるまで一時的にしまっておく場所。

2つの方法の使い分け

方法 向いている人
⌃を足して撮る 普段は保存し、AIに送るときだけコピーしたい人
保存先をクリップボードにする スクショをほぼ貼り付け用に使っている人

保存先をクリップボードにすると、画像がファイルとして残りません。あとで見返したい画像は、貼り付けたあとに別途保存しておきましょう。

ハコマル

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エラー画面をAIに相談するときは、⌃ + ⇧ + ⌘ + 4で切り取って⌘ + Vが最速だよ!

出典:Apple サポート「Macでスクリーンショットを撮る」

テキストを素早く編集する

文章を書いたり直したりする作業では、カーソル移動と範囲選択をキーボードで行えると効率が上がります。

カーソルを移動する

⌃キーと文字キーを組み合わせると、手をホームポジション※5から離さずにカーソルを動かせます。多くのテキスト欄で使えますが、アプリによって動作が異なる場合があります。

キー 操作
⌃ + A 行頭へ移動
⌃ + E 行末へ移動
⌃ + P 上の行へ移動
⌃ + N 下の行へ移動

※5:ホームポジション…キーボードを打つときに、指を置いておく基本の位置。

範囲を選択する

範囲を選ぶときは、⇧を押しながら矢印キーを使います。⌘を加えると、行末や文書の末尾まで一気に選択できます。

キー 操作
⇧ + 矢印 1文字(1行)ずつ選択範囲を広げる
⇧ + ⌘ + ← / → カーソル位置から行頭・行末まで選択
⇧ + ⌘ + ↑ / ↓ カーソル位置から文書の先頭・末尾まで選択

⇧ + ⌘ + 矢印で選択されるのは、カーソル位置から先(または手前)だけです。文章全体を選びたいときは、⌘ + Aを使いましょう。

文字を削除する

MacのDeleteキーは、カーソルの左側を消すキーです。右側を消したいときは、Fn + Deleteを押します。

ハコマル

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⌃キーに慣れると、矢印キーまで手を動かさずに文章を直せるよ!

出典:Apple サポート「Macのキーボードショートカット」の「テキスト編集に関するショートカット」(ページ一覧)

ブラウザのタブを操作する

ブラウザによって使えるキーが異なるため、一部のキーには使えるブラウザを添えています。

タブを切り替える

キー 操作
⌃ + Tab / ⌃ + ⇧ + Tab 次のタブ・前のタブへ切り替え(主要ブラウザ共通)
⌥ + ⌘ + → / ← 次のタブ・前のタブへ切り替え(Chromeなど)
⌘ + 1〜9 位置を指定してタブへ移動

隣のタブへ順番に移るなら⌃ + Tab、離れた位置のタブへ一気に移るなら⌘ + 数字が向いています。⌥ + ⌘ + 矢印は、矢印キーで操作したい人向けです。

タブを開く・閉じる・再読み込みする

キー 操作
⌘ + T 新規タブを開く
⌘ + W タブを閉じる
⇧ + ⌘ + N シークレットウィンドウを開く(Chrome)
⌘ + R ページを再読み込みする

履歴を残さずにページを見たいときは、⇧ + ⌘ + Nでシークレットモード※6のウィンドウを開きます。ページの表示が更新されないときは、⌘ + Rで読み込み直しましょう。

ハコマル

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自分のサイトを、初めて訪れた人と同じ状態で確かめたいときにも便利だよ!

※6:シークレットモード…ウィンドウを閉じたあとに、アクセスしたサイトの記録やサイトデータがChromeに残らない閲覧方法。

出典:Chrome ヘルプ「Chrome のキーボード ショートカット」

画面をロックする

席を離れるときは、⌃ + ⌘ + Qで画面をロックしましょう。ロックを解除するにはパスワードなどの入力が必要になるため、ほかの人に画面を見られる心配がありません。

ハコマル

ハコマル

カフェや職場で席を立つときは、⌃ + ⌘ + Qを習慣にすると安心だよ!

出典:Apple サポート「Macのキーボードショートカット」の「スリープ、ログアウト、システム終了に関するショートカット」(ページ一覧)

さいごに

まとめ

毎日使う操作ほど、ショートカットで短縮できる時間が大きくなります。まずは次の3つから試してみましょう。

まず覚えたい3つの操作

  • ⌘ + C / ⌘ + V / ⌘ + Zで、コピー・貼り付け・取り消しをする
  • ⌘ + Tabで、アプリを切り替える
  • ⌘ + Wと⌘ + Qで、ウインドウを閉じる操作とアプリを終了する操作を使い分ける

慣れてきたら、メニューの記号を見て新しいショートカットも探してみてください。

よくある質問

⌘ + Wを押したのにアプリが終了しません

⌘ + Wはウインドウを閉じる操作のため、アプリは起動したままになります。アプリを終了したいときは、⌘ + Qを使いましょう。

2つの違いは「ウインドウを閉じる・アプリを終了する」で解説しています。

⇧ + ⌘ + ↓を押しても文章全体が選択されません

⇧ + ⌘ + ↓は、カーソル位置から文書の末尾までを選択する操作です。カーソルが途中にあると、そこから先だけが選択されます。文章全体を選びたいときは、⌘ + Aを使いましょう。

選択の操作は「範囲を選択する」で解説しています。

スクショを撮ったのに、デスクトップに保存されません

⌃を足して撮った場合や、保存先がクリップボードになっている場合は、ファイルとして保存されません。⇧ + ⌘ + 5の「オプション」で、保存先を確認してみましょう。

保存先の変え方は「保存先をクリップボードにする」で解説しています。

⌘ + Spaceを押してもSpotlightが開きません

日本語と英語など、複数の入力ソース(文字を入力するときの言語やキーボードの設定)を使っている環境では、入力の切り替えと競合している可能性があります。押したときに入力ソースが切り替わっていないか確認しましょう。

Spotlightの使い方は「Spotlightでアプリやファイルを探す」で解説しています。

紹介したショートカットが効きません

ショートカットはアプリごとに異なるほか、言語やキーボードの配列によって動作が変わる場合があります。使っているアプリのメニューを開き、項目の右側に表示されている記号を確認しましょう。

確認の仕方は「わからないときはメニューバーで確認する」で解説しています。

参考にした公式情報

Apple公式 サポート

コピーやスクショ、画面のロックなど、記事で紹介したショートカットキーを確認できます。

Google Chrome公式 ヘルプ

タブの切り替えや、シークレットウィンドウを開くショートカットキーを確認できます。

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